弁護士にできること

相手との交渉を一手に任せられる

一般の方にとって、紛争解決のための交渉は、ただでさえ気が乗らないものです。しかも、親・子・兄弟姉妹を相手に相続の交渉をするとなれば、単なるお金の貸し借りのような紛争を超えた「人生観のぶつかり合い」が、「憎さ100倍」の勢いで行われるのですから、なおさら憂鬱になることでしょう。その上、相続交渉ばかりにかかわってはいられません。仕事や育児などしなければならないことは他にも山積みなはずです。

そのような場合、弁護士に依頼をすれば、相手方と直接交渉することはなくなりますので、それだけで心の重荷をだいぶ降ろすことができます。

「当事者の壁」をブレイクスルーできる

親・子・兄弟姉妹の間には、長い生活歴があるのが通常ですので、その間にお互いに不平や不満を持つ機会は当然にあることでしょう。また、当事者だけでなくその配偶者等の周囲の者も紛争に関与するのが通常ですから、残念ながら相互に相手を非難する材料には事欠かない状況になりやすいといえます。このような状況で当事者同士が交渉をしても、すぐに相互が感情的になっているだけの膠着状態に陥ってしまいます。これはある意味避けがたい事態であり、このようなデッドロック回避のためには、冷静な判断ができる第三者が介入する必要があります。

そのような場合、弁護士に依頼をすれば、感情的になることなく相手と交渉ができますので、膠着状態を解消することが可能になります。

先を見通した戦略を立てることができる

相続には、相続人の確定、遺産の範囲の確定、遺産の評価、相続分の算定(特別受益・寄与分の問題)、遺留分減殺請求など様々な問題が含まれます。また、手続的にも、任意の協議→調停→審判という各段階があり、それぞれの段階ごとに配慮すべきポイントは異なります。したがって、利益を最大化するためには、どこで押しどこで引くかについて先々まで見通した戦略を立てて事に当たる必要があります。

そのような場合、弁護士に依頼をすれば、専門家としての知識と経験を生かした対応を取ることが可能になります。

幹と枝葉を選別することができる

相続問題では、みなさん「過去の許し難い出来事」のすべてについてこだわる傾向があります。しかし、法律的に重要な事情は、実際にはそのうちの一部にすぎません。強い感情的なもつれが生じた以上、「あれも言いたい、これも言いたい」となることはやむを得ないといえますが、法律的に意味のある事情か否かを吟味して主張しなければ、かえって大事なことが伝わらなくなるリスクが生じます。

そのような場合、弁護士に依頼をすれば、設定された目的達成のために必要な事情だけをしっかりと見極めて主張していくことが可能になります。

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